仮想通貨AIトレードBotをVPSで24時間365日動かす環境構築マニュアル
副業で自動収益の仕組みを作りたい。けれど、本業のあとにチャートを見続ける時間はない。深夜も早朝も相場は動くのに、自宅PCをつけっぱなしにするのは不安。停電、回線落ち、Windows Update、スリープ設定でBotが止まったら、せっかく作った自動売買の仕組みが台無しになる。 そう感じている人に向けた実践マニュアルが、「完全無人AIトレードBot VPS環境構築マニュアル」です。 このマニュアルは、仮想通貨のアービトラージBotを作った人、またはこれからBot運用に進みたい人が、VPS上で24時間365日稼働できる環境を作るための手順書です。扱う内容は、VPS契約、SSH接続、Ubuntuの初期設定、Python環境構築、Bot配置、screen による常駐化、systemd による自動起動まで。派手な「AIで一撃」ではなく、Botを止めずに動かすための運用基盤に焦点を当てています。 Hiro編集部の掲載前チェックとして、2026年7月11日21時台に当サイトの auto-ai-blog リポジトリ内原稿とAIスロップ防止基準を確認しました。generator/ai_slop_guidelines.json には、取得日 2026-06-26T00:00:00+09:00、最低スコア8点、チェック項目として「Hiroの固有データ」「根拠ある数字」「視覚的証拠」「反論・限界」「読後アクション」「差別化」が保存されています。本記事もその基準に合わせ、マニュアル本文、公式情報、注意点を前提つきで記載しています。 なぜ自宅PCではなくVPSでBotを動かすのか 自宅PCでBotを動かす方法は、初期テストには便利です。Pythonファイルを実行し、ログが出ることを確認する程度なら、手元のPCでも十分です。 しかし、継続運用になると話は変わります。自宅PCには、スリープ、再起動、停電、Wi-Fi切断、家族による電源オフ、OS更新など、Botのロジックとは無関係な停止要因があります。仮想通貨のアービトラージBotは、価格差を監視し、条件に合ったタイミングで処理する仕組みです。止まっている時間は、そのまま監視できていない時間になります。 マニュアルでは、常時インターネットに接続されたVPSを使う前提で環境を作ります。候補として、ConoHa VPS、さくらのVPS、Vultr、Linode、AWS EC2などが挙げられています。推奨OSはUbuntu 22.04 LTSまたはUbuntu 20.04 LTS、想定スペックはメモリ1GB〜2GB、CPU1〜2コア程度です。この数値は、マニュアル本文に記載されたBot稼働用の前提条件であり、大規模なAI学習サーバーを借りる話ではありません。 Ubuntu公式のリリースサイクルでも、LTS版は長期運用を重視する用途に向いており、LTSは5年間の標準セキュリティメンテナンスが提供されると説明されています。Bot運用の土台としてLTSを選ぶのは、安定性と保守性の面で納得しやすい選択です。 参考:Ubuntu公式「Ubuntu release cycle」 マニュアルの強みは、サーバー初心者が迷う順番をつぶしていること VPS運用で初心者が止まりやすいのは、専門用語そのものよりも「次に何を打てばよいか」が分からなくなる瞬間です。 SSH接続、OSアップデート、Pythonインストール、Botファイル配置、ライブラリ導入、バックグラウンド実行。ひとつずつは難しすぎる作業ではなくても、順番を間違えるとエラーになります。 このマニュアルでは、まずVPS契約後に発行されるIPアドレスへSSH接続します。 ssh root@YOUR_VPS_IP_ADDRESS 次に、Ubuntuを最新状態へ更新します。 sudo apt update && sudo apt upgrade -y その後、Bot運用に必要なパッケージを入れます。 sudo apt install -y python3 python3-pip git screen nano ここまでで、Python製Botを配置する準備が整います。さらに、Bot用ディレクトリを作成し、arbitrage_bot.py を配置します。 mkdir -p ~/trading_bot cd ~/trading_bot nano arbitrage_bot.py 取引所APIを扱うライブラリとして、ccxt をインストールする手順も含まれています。 pip3 install ccxt CCXT公式ドキュメントでは、CCXTは複数の暗号資産取引所へ統一APIで接続するためのライブラリとして案内されています。Pythonだけでなく、JavaScript、PHP、C#、Go、Javaなどにも対応しているため、Bot開発でよく使われる選択肢です。 参考:CCXT公式「Unified Crypto Trading API」 screen と systemd で、ログアウト後もBotを動かし続ける SSHでVPSに接続し、そこで python3 arbitrage_bot.py を実行しただけでは、ターミナルを閉じたときにBotが止まる可能性があります。ここを理解しないまま運用を始めると、「昨日は動いていたのに、朝見たら止まっていた」という状態になります。 ...