【完全無人化】仮想通貨AIトレードBotをVPSで24時間動かす環境構築マニュアル
副業で自動売買Botを作ってみたものの、「自宅PCをつけっぱなしにできない」「外出中に止まったら怖い」「SSHやLinuxの設定でつまずく」と感じていませんか。 仮想通貨のアービトラージBotは、取引所間の価格差を監視し続ける仕組みです。つまり、Botそのもののロジックと同じくらい、24時間365日止まりにくい実行環境が欠かせません。 この「完全無人AIトレードBot VPS環境構築マニュアル」は、作成済みの仮想通貨アービトラージBotを、VPS上で常時稼働させるための手順を、Ubuntu、SSH、Python、ccxt、screen、systemdまで一気通貫で解説する実践型マニュアルです。 自宅PC運用から卒業し、Botを24時間動かす土台を作る 自動売買Botを自宅PCで動かす場合、PCのスリープ、回線切断、停電、OSアップデート、家族による電源オフなど、意外な停止要因があります。 一方、VPSはインターネット上にある仮想サーバーです。ConoHa VPS、さくらのVPS、Vultr、Linode、AWS EC2などで契約でき、Bot専用の実行環境として使えます。 本マニュアルでは、Ubuntu 22.04 LTSまたはUbuntu 20.04 LTSを前提に、メモリ1GB〜2GB、CPU1〜2コア程度の軽量構成で始める流れを扱います。このスペックは、マニュアル内の前提条件として「アービトラージBotの常時監視用途」を想定したものです。 Hiroの検証メモとして、掲載前チェックでは以下の構成を記事内確認用の基準にしています。 検証OS前提:Ubuntu 22.04 LTS Bot配置先:/root/trading_bot 実行ファイル名:arbitrage_bot.py 常駐確認コマンド:screen -r bot_session 自動起動確認コマンド:sudo systemctl status trading_bot このように、単なる概念説明ではなく、「どこに置き、どのコマンドで動かし、どう確認するか」まで追える点が、本マニュアルの使いやすいところです。 Pythonとccxtで取引所APIに接続する実践環境を整える 仮想通貨Bot運用でよくある失敗は、コード以前の環境構築で止まることです。 Pythonが入っていない、pipが使えない、取引所API用ライブラリがない、Gitやエディタがない。こうした初期設定の抜けは、初心者ほど時間を奪われます。 マニュアルでは、VPSへSSH接続した後、まず次のようにサーバーを更新します。 sudo apt update && sudo apt upgrade -y そのうえで、Python、pip、git、screen、nanoをまとめて入れます。 sudo apt install -y python3 python3-pip git screen nano さらに、仮想通貨取引所APIを扱うための代表的ライブラリ ccxt を導入します。 pip3 install ccxt ccxtは、Binanceなど複数の取引所APIをPythonから扱いやすくするために使われるライブラリです。アービトラージBotでは、複数取引所の価格取得や注文処理を扱うため、こうしたライブラリの準備が実運用の入口になります。 マニュアル内では、YOUR_BINANCE_API_KEY などのAPIキー差し替え箇所にも触れています。APIキーやシークレットキーは資産に直結する情報なので、ここを曖昧にしたまま運用するのは危険です。 少額テスト、テストネット運用、出金権限を付けないAPIキー設計など、読者側で安全策を取る前提で読み進めるべき内容です。 screenでSSH切断後もBotを動かし続ける VPSに接続してBotを起動しても、普通にターミナルを閉じるとプロセスが終了してしまうことがあります。そこで使うのが screen です。 マニュアルでは、次の流れでBot専用セッションを作ります。 screen -S bot_session その中でBotを起動します。 python3 arbitrage_bot.py ログが表示されたら、Ctrl + A の後に D を押してデタッチします。これにより、SSH接続を切ってもBotはバックグラウンドで動き続けます。 ...